屋台の経済学 2005 2 20
スーパーで買えば、安く買えると、わかっていても、
つい近所のコンビニエンスストアで買ってしまう。
「だから、小遣いが、すぐ、なくなるのよ」と、妻は言う。
しかし、妻の言う論理では、
コンビニエンスストアという商売が成り立たない。
妻は、経済学を知らない。
そう、「屋台の経済学」というものを知らない。
証券会社も、手数料の安さを競うのではなく、
「質(クォリティー)」を競う時期に来ていると思います。
屋台 grab-joint 2004 1 30
2月になれば、可憐な梅の花が咲く。
そして、伊豆の河津では、桜も咲く。
さて、屋台で、食べ物を買うと、高い。
たとえば、「やきそば」は、400円が相場でしょうか。
スーパーに行けば、「やきそば」は、200円で売っています。
しかし、みんな、屋台で、「やきそば」を買う。
わざわざ地図で、スーパーを調べて、
「やきそば」を買いに行く人はいない。
高い価格の「やきそば」が、なぜ、売れるのか。
それは、屋台の経営者が、「時」と「場所」を心得ているからです。
「時と場所」というサービスがあれば、
たとえ高くても、「やきそば」は売れると知っているのです。
コンビニエンスストアは、屋台の変形でしょうか。
販売価格 = 原価 + 顧客満足度